本音と建前

ある時ある場所。

俺とトモカとタカヲ、三人が仲睦まじく暮らしていましたとさ。



そして俺は鉄パイプをトモカの頭に向かってスウィング、そのまま倒れたトモカの柔らかくて美味しそうな眼球に鉄パイプを突き刺す、クチュクチュツルン。驚き目を丸くしその三秒後くらいに叫びだしたタカヲの腹には差し当たってのところ四万もしたベンチメイドのナイフをプスッ、これがまた爆ぜるんだよ、な。

パイプを放り投げ、トモカの臓物を抉り出し苦痛に歪んだまま止まった顔を見ながらブスッブスッブスッと右手は喉を恒久的且つ機械的に俺の鋼鉄の指で刺し続け、左手は血をローションに僕のペニスを扱く。噴出する血は僕の顔を洗い快楽は頂点に達し白い液が吹き零れる。それでも熱く堅いままのペニスを切り開かれた腸の中に挿入し、そのまま薄い腸に包まれたソーセージの形容相応しい僕のペニスを前後に動かす、そして彼女のヴァギナは用意完了、ゆっくりと僕の頭をじゅわじゅわっと飲み込んでゆきあぁ僕はこうして彼女の中に回帰していく、スカルファック、生暖かいトモカの白濁な羊水を感じてぐじゅじゅその体勢のままリヨの首を落としてソーセージをディープスロート、瞬間うぅ、僕の尿道から放たれた数億もの新たな生命たちはリヨの食道を通って胃へと流れその辺の穴から子宮、子宮、子宮。そして僕とトモカの子供が誕生して僕はその子を子宮の入り口へと誘い込み、それからスロウな動きで口に吸い込んでゆく。あぁぁぁぁぁ、子供って美味しい!

腹に刺さっている巨大なナイフを呆然と見つめながら心神喪失している様子のタカヲを見て、いいじゃないか似合ってると思うよそのナイフ、何か君自身の性を象徴しているようでさ、俺は嫌いじゃない。その言葉を聴いているのか否かそれは確認がどうも出来なかったが俺は続けた。だがな、


お前は嫌いだ。


そのまま腹に突き刺さったナイフを下腹部に押し込んでいき、アウトサイドにリターンさせる、ゆっくりとタカヲのヘソの下を通り、多少包茎気味とも見られるペニスを引き裂き尿道を突き破り僕と対面、こんにちわ。そしてそのナイフをアヌスにインサート、零れ落ちる腸液、糞尿、或いは吹き零れる血、その赤がこの部屋を支配していく。支配していく。支配していく。

フェードアウト。



俺は今も彼らと暮らしている。喧嘩はおろか口論もしたことがない。笑顔が絶えない家だ。一般的に言って仲が良いと言えるだろう。家族みたいだと言われることもしばしばだ。